インプラントは、歯を失った際の治療の中で最も天然歯に近い構造の補綴物です。
顎骨に人工歯根を埋め込むことで周りの歯や骨に負担を掛けない「自立式」で、
噛む力がしっかりと骨に伝わるため顎の骨が痩せていく心配もありません。
第2の永久歯とも呼ばれる、
インプラント治療で失った歯を取り戻してみませんか?
歯を失ってしまった場合の治療方法
メリット | デメリット | |
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インプラント |
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ブリッジ |
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入れ歯 |
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インプラント治療を行う前に
インプラント治療は、一本の歯を失ってしまった方から全ての歯を失ってしまった方まで、歯の本数に制限なく適応します。
人工歯根を埋め込むだけの顎の骨があることが治療の第一条件となりますが、顎骨が不足していた場合でも、骨の再生や修復を促す治療法の併用で、適応できることが多くあります。
高血圧
・
糖尿病重度の
歯周病顎の骨が
少ない金属
アレルギー
きちんと診査・診断を行った上でカウンセリングいたしますので、ぜひ一度ご相談ください。
インプラントの埋入には、充分な骨の幅と厚みが必要です
歯を支える歯槽骨や顎の骨が不足していると、インプラントがしっかりと固定されなかったり側面が露出してしまったりと、術後のトラブルを引き起こす原因となります。
当院では、事前の精密検査で骨の状態を確認した後、充分な幅や高さがないと判断した場合は骨の修復・再生を図るための処置をご提案させていただきます。
ソケットリフト
インプラントを埋入する際に骨の高さが足りないときに行う治療法です。
上顎の奥歯で、骨の厚みが5ミリ以上ある場合に適応します。元々歯があった箇所に穴を開け、下から押し上げるように骨補填剤または自家骨を填入します。
初期固定に問題がなければインプラントを同時埋入することが出来ます。持ち上がった部分は5カ月ほどで骨に代わります。
メリット
- 手術で開く範囲が狭く、患者様の負担を軽減することができる
- インプラントの埋入と同時に行えば治療期間が比較的短く済む
- 他の骨造成治療に比べ、経済的に負担が少ない
デメリット
- 使用できるインプラントの長さに制限がある
- 他の治療法に比べ、施術個所がみえないため少々リスクがある
サイナスリフト
骨の高さが5mm以下と少なく、インプラントを固定できないときに行う治療法です。
ソケットリフトと同様、上顎の奥歯が対象で、頬側から開けた穴から上顎洞を直接持ち上げ人工骨または自家骨を填入します。
初期固定に問題がなければインプラントを同時埋入することはありますが、骨の高さが5mmにも満たない場合は骨が安定するまで5カ月ほど期間を置いてからインプラントを埋入します。
メリット
- 骨の薄い方でもインプラント埋入が可能
- ソケットリフトと違い施術部分を目視できるため、より骨の高さを確保しやすい
- 十分に長いインプラントを使用することができるようになる
デメリット
- 術後、痛みや腫れが生じる可能性がある
- インプラント埋入前に行うことが多く、治療期間が長くなる
- 高度な技術が必要なため、費用が高い傾向にある
GBR(骨誘導再生法)
上下顎ともに対象で、骨の幅が相当足りないときに行う治療法です。
骨を作る場所に人工の骨補填剤または自家骨を入れ、メンブレンと呼ばれる"骨の再生を促す特殊な人工膜"で覆います。5カ月ほど期間を置くと新生骨が出来上がります。
メリット
- 幅、高さともに増やすことができる
- 前歯に行えばより自然な仕上がりが期待できる
- インプラントと同時に行える場合は治療期間が短縮できる
デメリット
- 術後、痛みや腫れが生じる可能性がある
- インプラントと同時に行えない場合は治療期間が長くなる
- 費用が高額
"歯ぐきを切らない"フラップレスインプラント
通常のインプラントとは違い、歯ぐきを切開することなくインプラントの手術を行う方法です。
術後の痛みがかなり軽減され、患者様の身体への負担を大幅に少なくすることができます。
メリット
- 出血が少なく、術後の腫れや痛みを大幅に軽減できる
- 縫合の必要がないため、手術時間・治療回数、共に短縮することができる
- メスを使用しないため、患者様の精神的な不安も少なく済む
デメリット
- 全ての方に適応できるわけではなく、お口の状態によってフラップレス手術ができない可能性がある
西荻窪 諏訪デンタルクリニック| 診療内容 【インプラント】
初めてのインプラント治療をお考えの方も安心な治療をご提供致します。